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Heavy Rotation ヘビーローテーション

2003年 12月

eico/カザハナ

本物を語る歌謡曲やスタイルだけで尊大なおしゃれサウンド。
凶作の2003邦楽シーンに遅れてきた一陣の風がこのeicoという女性ボーカリストだ。
高宮永徹、須永辰緒といった今を紡ぐクリエーターをぞっこんにさせたクオリティーはこの冬を席巻することうけあいだ。
from mini album“風花”12/17release(Sony Music Works)

Leslie Mills/Defferent For Girls

ポール・マッカトニーが認めた才能!
ポール主宰の音楽出版社が新たに契約を交わした美形シンガー・ソングライター、レスリー・ミルズのデビュー・アルバム。
ピーター・セテラに楽曲を提供するなど知る人ぞ知る存在であった彼女が遂に表舞台に立つ。
from album“Differnt For Girls”12/17release(Warner Music Japan)

2003年 11月

clarkesville/Secret File

ジョン・メイヤー、ジェイソン・ムラーズなどアメリカ男性ロックの今や良心になっているいわゆる“トリプルA”作品。このムーブメントに対するUKからの回答がこのclarkesvilleだ。
ボブ・ディランを敬愛し、ロン・セクスミスの「コブルストーン・ランウェイ」が好きでマーティン・テレフェを起用したという渋いセンスが彼の音楽を覆い尽くしている。(Album“The Half Chapter”11/21リリース)

B@by Soul/Thread Of Love

この春シングル“トキワの街角”でデビューを果たした1MC+1singerの女性ユニット、B@by Soulのサードシングル。
メロディーからフロウへフロウからメロディーへと変幻自在のアレンジは、彼女達だから表現できる大きな武器。
今作は穏やかなサウンドに前向きなリリックが映える会心作になった。(Epicレコードジャパン11/19リリース)

2003年 10月

nodesha/That's Crazy

スーパープロデューサー、ジャム&ルイス自らが来日プロモーションを行い
日本の洋楽関係者にその気合を見せつけたディーバnodeshaの2ndシングル。
ジャーメイン・デュプリやダラス・オースティンをいった超大物プロデューサーが参加したアルバム“nodesha”は、ここ数年のR&Bアルバムの中でも屈指のクオリティーを誇る作品になった。
(1st Album『nodesha』10月22日・BMGファンハウスよりリリース)

arp/まぶた

いつか見た心の情景…。それがarpのチカラだ。
濱田貴司(compose/arrage)と大宮あん朱(lyrics/vocal)によるユニットで今年3月single「Reborn/桜」でデビュー。
2枚目となる今作「まぶた」も大宮のスピリチュアルボイスが胸を締め付ける。
(2nd single 9月25日・BMGファンハウスよりリリース)

2003年 9月

EMYLI/Someday

デビューシングル“Rain”でデビューした驚異の15歳。
現在アメリカンスクール9年生で、パーフェクトなバイリンガル。
その並外れた表現力を持つヴォーカルと強力なリズム感に裏打ちされたダンスパフォーマンスは特筆モノ。
デイビッド・フォスター作品を彷彿とさせる美しい新作はバラード作品。(BMGファンハウスより9.6リリース)

Black Eyed Peas/Where Is The Love

アメリカ西海岸を代表するヒップホップグループBEPの新作は「Moreメロウ」で「Moreピース」をテーマに掲げたオーガニック・ヒップホップ。ゆるやかなグループはまさに象の歩みのごとし。灼熱の夏を穏やかにクールダウンさせてほしい。
from album“ELEPHUNK”(ユニバーサルミュージックより8.20リリース)

2003年 8月

Stacie Orrico/Stuck

アブリルラビーン、ミッシェル・ブランチ、ブリトニー・スピアーズ…
彼女達のブレイクはみなセブンティーンでした。
そして2003年、17才の大本命は彼女ステイシー・オリコ。
2000年わずか14歳でリリースしたアルバム「Genuine」がゴールドディスク獲得。
翌年デスティニーチャイルドの全米ツアーのオープンニングを務めるなど着々とキャリアを積んでついにこの夏待望のニューアルバムリリース。(アルバム“Stacie Orrico”8月6日リリース)

アジアンカンフージェネレーション/未来の破片

新世代エモーショナルロック“アジカン”メジャーデビューシングル!!
感情沸騰限界センサー、爆風とセンチメントを颯爽と往還する、新世代の日本ロック、アジアン・カンフー・ジェネレーション。
ミニアルバム「崩壊アンプリファー」が、ロングセールスを続ける中、メジャーレコーディング第一弾となる、本格デビューシングル。(8月6日リリース)

2003年 7月

JASON MRAZ/THE REMEDY

すでに全米AAAチャートでゴールド・プレイ、ジョン・メイヤーを押さえてNo.1を獲得した要注目新人。
極上のメロディーラインとすーっと引き込まれてしまう独特なヴォーカルセンスが魅力的で、ポップスかと思えばレゲエ、AOR、ジャズ、ブルーグラズの影響も感じさせる、バラエティ豊なソング・ライティングが魅力である。(7月24日リリース}

滴草由実/Don't you wanna see oh tonight ?

彼女のキレのあるエキゾチックなヴォーカルの魅力が十二分に活かされたR&Bナンバー。
HIP HOPのエッセンスを取り入れたそのサウンドからこぼれるグルーブを吸収し、自らの声で表現していくかのようなヴォーカル、そして彼女自身が手がけた歌詞が生み出すメロディラインのとリズム感に圧倒される1曲。(7月2日リリース)

2003年 6月

MANDO DIAO/sheepdog

スウェーデン5人組バンド。但し、つい先日キーボードが脱退したため現在は4人組。なんというか、ガレージロックなんだけど、UKほど暴力的でなくて、アメリカ的エモ感でもない。どちらかと言うとベタなメロディーが主体のガレージ感がたまらない。昨年春、シーンにいきなり登場で既にヨーロッパでは知名度を上げ、いよいよ日本でビュー。サマーソニック出演も決まっている。(6/18リリース)

竹内めぐみ/何もない僕等

ストリート詩人として下北沢周辺で注目を集める彼女のデビューシングル。路上で言葉とイラストを描きそれを売るという活動を続けて2年。その想いがついにメロディーに乗せて届ける時が来た。ただまっすぐに、ただありのままに表現する自我が痛く、そして切ない。(5/28リリース)

2003年 5月

DAMONE/YOUR GIRLFRIENDS

ちょっぴり甘酸っぱくてとっても元気な女の子ヴォーカル、ノエル率いる飛びっきり元気なスーパーポップバンド、噂のダモーンが遂に日本上陸!
エッジの効いた勢いあるサウンドに繊細なノエルの歌声はたまらなくキャッチーで、癖になること間違いなし。(アルバム「From The Attic」5/21リリース)

キセル/砂漠に咲いた花

聴く人全ての魂を静かに、強く揺さぶる名曲の誕生...。
キセルのメロディ、YUKIの詩。「希望と祝福のうた」としての奇跡の融合。(シングル5/21リリース)

2003年 4月

Mew/Am I Why ? No

デンマークからいきなり現れた4人組バンドがこのMew(ミュー)。
予想を裏切る奇想天外な展開が聴き手の心を不安定に揺さぶりながら、徐々に安定を取り戻す過程に安堵する聴き応えが不思議と心地よい。
<1st album「Frengers」4/23リリース>

ナチュラルハイ/明日はめぐる

白木裕子(Vo)大嶽香子(Key)による2人組ユニット。
打ちこみと生楽器の絶妙なハーモニーがダイレクトに心に響く秀作。
自然体で飾らない彼女達の素顔が、ミニアルバム随所に顔を覗かせるのも大きな魅力だろう。
<2nd mini album「明日はめぐる」3/26リリース>

2003年 3月

t.A.T.u/All The Things Shie Said

ロシアでの奇跡のミリオンセールス。そしてヨーロッパ中のチャートで1位を獲得。2人組の女性ユニットt.A.T.uがいよいよ日本に照準を合わせた。
プロデューサーは80年代フランキーゴーズトゥーハリウッドで世界制覇を果たしたトレバ−ホーン。21世紀に甦る奇才のタクト冴え渡るアルバム『t.A.T.u』は
3月5日いよいよ日本リリース。

sowelu/Rainbow

世界中を熱狂の渦に巻き込んだサッカーワールドカップ。その公式テーマソングになった『Let's Get Together Now』でVoice Of Korea Japanのメンバーとして日本からケミストリーと共に参加していたのが彼女sowelu。
まばゆいばかりの佇まいと包みこむようなサウンドが
待ちに待った春を呼びこむ。

2003年 2月

naja/火の鳥

2003年シーンを揺るがすスーパーユニットがこれ。
元JUDY AND MARYの五十嵐公太、元RAZZ MA TAZZの横山達郎、そして福井出身のボーカリストYURIがタッグを組んだ3人組がnaja(ネイジャ)。
サウンドプロデュースは『午前2時のエンジェル』などのヒット曲を持つシンガーソングライターかの香織。
ロックとポップスの心地よいバランスが新たな男女2:1ユニットのスタイルを創出する。(debut single 2/19 on sale)

Good Charlotto/Lifestyle Of The Rich And Famous

この冬ロックキッズ達がビビッドに反応するキラーチューンがこれ。
輸入盤が既に口コミだけで2万枚のセールスを上げ、
New Found Gloryのフロントアクトとして来日した1月のツアーにおいてオーディエンスが国内盤リリース前にもかかわらず演奏曲全てを大合唱するという怪
現象を生み出した。アメリカビルボードアルバムチャートでも初登場4位をマークする期待のニューカマー。
(album[Young And Hopeless] 2/5 on sale)

2003年 1月

Rends/Chain

2001年頃から中部北陸エリアを活動拠点にしているインディーズバンドRends。ストレートなロックあり、ヘビーネスなものもあり彼らのレンズを通して放たれる作品は多種多様ながらも音楽と格闘してきた歴史がこのバンドにはある。
ファーストシングルとなるこの作品は「音楽を通して多くの人の心に何かを投影させたい」という思いが切々と伝わる真摯な秀作。
新たな年、日本のど真ん中からメッセージを伝えて行くがいい(1月8日リリース)

Dana Clover/Thinking Over

2003年いきなり現れたボライテストホープ。とにかくディープになりがちなジャズR&Bテイストの作品を、事も無げにナチュラルに奏でる個性が新鮮。凛としたその佇まいからは想像できない情熱的な作品は彼女だけに許されたエクスプレッション。今年最初の驚きを是非。(アルバム「Tesimony」1月22日リリース)

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