お客さんとして知事を迎える、というカフェスタイルの演出で、非常に聴きやすい番組である。
話の内容に関しては、論点も明確で分かりやすく、知事の人柄も伺うことが出来て良い。趣味の話やブランド戦略の話など、もう少しポイントを絞って掘り下げるとより内容も充実したものになると思われる。
また、リスナーに３回シリーズの初回という位置付けの番組であることを伝えた方が良いのではないか。

二人の会話のテンションも高く、軽く聴き流せる感じの番組である。天気予報のコーナーは聴きやすく、交通情報に関してもタイムリーに組み込まれていて良いと思う。また、軽いタッチの番組なのでトークが浅く内容が薄い、という印象も受ける。事前の取材や準備に時間をかけて、深みのある話や内容の充実を図ることが必要だと思われる。

インターネットビジネスの実態に迫った、今までにない新鮮な番組である。タイトルと内容のギャップはあるが、実態が伴っていてバランスも良い。
放送時間に関しては３０分が適切だと思われる。じっくり聴かせるには時間帯の検討が必要かもしれないが、ブログでのノーカット版の放送と連動されている
点で、上手く成り立っている。

自然や環境問題をテーマにしていて、貴重で特異性のある番組である。音楽やＢＧＭもヒーリング系で、心地良く番組を聴くことができる。
番組に実際の自然の音を取り入れることで、新鮮味や新しい切り口になるのではないか。
今後は、もう少し自然について深く掘り下げた内容が望まれる。

助産所の現場の和気藹々とした雰囲気を描くだけでなく、制度的な課題にも言及し、踏み込んだ番組である。ナレーションも落ち着いた感じで余計なＢＧＭもなく、淡々としているがコメントを大切に作られている。ただ、出演者の誰が話しているかが分かりにくい所もあり、戸惑うこともあった。全体的には、ラジオならではの題材を選び、助産所の実態や臨場感が良く伝わった番組である。

朝の通勤時間帯にふさわしく、様々な情報が過不足なく入った番組である。明るくさわやかな雰囲気で、心地よく聴くことができる。
パーソナリティーのコメントも、具体的な体験に基づいたもので好感が持てる。しかし、一般的な事になると、借り物的な話という印象を受けてしまう。
また、「天気予報」のコーナーでは、旬の話や生活情報などが加味されれば、内容的にもさらに充実するのではないか。

潜水艦に乗っているという設定の番組コンセプトであるが、別にそういった設定でなくても普通に面白く聴ける。また、「天気予報」などのコーナーは、パーソナリティが読むと違和感があり番組の流れを阻害してしまう。別の人で読んだ方が良いのではないか。あと、地元福井で音楽活動をしているバンドグループをサポートしていく熱意と情熱が感じられる。全体的には、若い世代というターゲットを絞っている構成で、元気付けられる番組である。

バラエティにとんだ様々な情報や音楽が組み込まれていている。また、海外ニュースなどのこぼれ話なども拾ったり、新聞や雑誌など他に出ていないような話、話題の面白さがたくさん出ていた。
気になる所では、コーナー出演者の原稿読みのコメントが、パーソナリティにも移ってしまい、本来の聞き手側の仕事がなされてないように感じた。また、ニュースに対してコメントした部分などは、パーソナリティ個人の意見を言うのではなく、ニュースの捉え方を提起してほしかった。

パーソナリティの北崎さんの滑らかなしゃべりと様々なジャンルの音楽で、番組全体がまとまっている。生活に密着しているコーナーなどは非常に興味深く聴けが、語り口調に好奇心的な部分があまり感じられなかったため、後に残らない内容になってしまっている。もう少し悪の強い感じがあってもいいのではないか。また、映画紹介など原稿をそのまま読んでいるようなので実際に映画を観た上で、パーソナリティ自身の言葉で発言したほうが伝わるかと思う。全体的には音楽・トークとも嫌味がなく、仕事など作業をしながら聴く、聴き流すというプラスの意味ではいい番組である。

様々な人（ゲスト）が出入りしている雰囲気が聴き入りやすく、また親しみやすい感じを受けるが、広告的なものを感じる時もあり聴いていて違和感を持つ。また、一部のゲストの話の内容が、偏っている。仲間内だけで話をしてしまう傾向があるため話が広がっていかない。しかし、情報源としては非常に面白い番組である。音楽は、非常にノリがよくていいが曲名紹介が少ない。最後にまとめてでもいいので全部の曲紹介があったほうがいい。全体的に長時間番組の中、パーソナリティの力量がかなり大きな部分を締めているように思う。