ラジオで旅を表現するというコンセプトは良いアイデアだと思う。
旅人の井門宗之さんは声が良く聞きやすいが、レポーターとしての表現力に若干問題があると感じた。
特に食に関するレポートでは、もっとボキャブラリーが欲しい。
ホームページは充実していて、番組との連携も上手くとれている。
二子玉川に関する情報が不足していると感じた。

パーソナリティーのトータルテンボスの２人は、お笑い界の人間だが、真面目な面が番組に出ていて、もっとくだけても良いのではないか。
ファンの人を対象にした番組に思えるが、漫才のネタではなく素顔の二人を見せて欲しい。
イントロクイズのコーナーでは、リスナーを長時間出演させていたが、リスナーの声質も良く好感が持た。
メールテーマのコーナーを充実させることも必要ではないか。

スポーツと音楽が一体となった良い番組である。
また、構成作家の存在を強く意識させる番組である。
非常に練り上げられた構成で、番組に隙が無い一方で、生らしさが感じられない。
番組前半は、小椋久美子のインタビューなどタイムリーな話題で、聞き応えのあるコーナーもあるが、番組後半はボリューム感に欠ける。
ホームページの内容が放送と全く同じなのは、逆にラジオらしさを感じられない。

パーソナリティーの小宮山雄飛と中川希良は、活舌が良く聞きやすかった。
父親との会話をテーマにしていたが、父の日にちなんでいて良い企画だと思う。
ゲストのふかわりょうとのトークは身内の話題が多く、内容が乏しかった。
アイスランドの魅力など、もっと深い話が聞きたかった。
全体的に、軽いノリで創られていて、聞き流すには良い番組である。

番組全体が、パーソナリティーの杉崎真宏さんのキャラクターそのものである。
杉崎さんは非常に良い声で聞きやすく、多彩な人だと思うが、いたずらにテンションをあげているように見受けられ、軽薄に感じる。
ラジオショッピングも長すぎる感じがする。

新鮮さを感じる番組である。
特に番組コンセプトに感心した。
コンパクトにまとまっていて、５５分の番組であるが短く感じた。
パーソナリティーの堀さんのトークは安定していて、引き込まれた。

10年以上続いている番組であるが、どこか倦怠感を感じ、
新鮮味に欠ける気がする。
パーソナリティーの国分太一の語りは活舌もよく、リスナーをいじらない点も好感が持てるが、話している内容がリスナーに届いているのか疑問が残る。
10年を経て、変化が必要な番組ではないか。

パーソナリティーである福山雅治のファンの為の番組という感じがする。
内容的にはとりとめもない話が多かったが、福山の人柄が感じられて良かった。
また、福山の人気はラジオの影響が大きいと思った。
耳に心地よく感じるラジオ番組である。

パーソナリティーの佐々木愛さんは、ハスキーな声であるが安定感があり聞きやすかった。
また、リスナーとの共感能力があると感じた。
リボネシアのレポートは音声だけでは伝わりにくい話題だが、ＷＥＢと合わせて聞くと分かりやすかった。
上海事務所のレポートは、もっと掘り下げた話が聞きたかった。

日曜日の朝5時からの放送であるが、この時間はラジオをじっくり聞ける時間帯であり、相応しい番組である。
議論の内容的には賛否両論あると思うが、社会科学の視点からとらえた教育の議論に、プロの意見が反映されていないという問題は、本質をとらえていると思う。
しかし、姜　尚中さんの「教育の主役は若者である」という結論は、最大公約数的な正論であり、新鮮味を感じない。