シンプルな構成で、しっかりとした音楽番組になっている。
選曲もバラエティーに富んでいて良かった。
DJの金澤カオルさんは声も綺麗で、英語の発音も流暢だ。
最近、こういうシンプルな音楽番組が少なくなったが、本来FMラジオが放送すべき番組ではないか。

パーソナリティーの増田靖子さんは優しい声で好感が持てる。以前の番組より成長の後が見られ、安心して聞くことが出来るようになった。
番組全体はしっかりした構成になっているが、フリートークで若干稚拙な部分がある。

全体的に雑然としてまとまりに欠ける番組構成である。
パーソナリティーの山田有紀さんは落ち着いた語り口で安定感もあるが、その良さが活かされていない。
選曲は優れているので、それらを活かした、もっと個性的でまとまりのある構成が必要である。

パーソナリティーの藤田さんは、安定感があり安心して聞くことができた。
「エリアボイス」のコーナーは、レポーターのおしゃべりも明快で、内容的にも良かった。
「クリーニング」の話題は、若干原稿を棒読みのようにも聞こえたが、情報としては役に立つものであった。

パーソナリティーの堀さんのトークはテンションが高く、安心して聴いていられる。
話題もラジオにふさわしいもので、感心した。
スポンサー関連のコーナーも自然な流れで、上手く情報を聞き出していたと思う。
「ウォークメン」のコーナーはもう少し工夫が必要である。

仕事帰りのクールダウンにちょうど良い音楽番組である。洋楽を中心に選曲されており、耳障りの良い番組である。ユキ・ラインハートさんの語り口も聞きやすかった。
ただ、話題の内容が私たちの日常と多少かけ離れたものもあり、もう少し身近な話題の方が良いのではないか。
番組の性格上、メールテーマも不必要に思えた。

ゲストのミッキー・カーチスの人柄に引き込まれた。
司会役の山寺宏一のリアクションが大袈裟すぎる部分が気になったが、話の内容としては興味深いものであった。
ミッキー・カーチスの自叙伝「俺と戦争と音楽」について、もっと詳しい話が出ると、より充実していたと思う。

明るく爽やかな感じで、力の入った構成である。
長年にわたって放送している番組であるが、多少のリニューアルを行いながら定着させている点が評価される。
選曲も良く、コマーシャルも番組の雰囲気にマッチしたものであった。

爽やかで安定感のある上質な番組である。
構成もしっかりしていて、優秀なスタッフの存在も感じられる。
30分間の中に凝縮された中身がコンパクトに詰まっており、一つ一つの話題も興味深いものであった。
ユーミンの語り口も自然で、聞きやすいものであった。

山下達郎の番組らしく、構成、選曲とも優れていた。
曲紹介も丁寧で好感が持てた。
ＣＭも上手く創られていて、番組の内容に合っていた。
しかし、早口で聞き取りにくい部分もあり、意味が分かりにくい言葉遣いも気になった。