番組内容が車会社の提供番組に合っていて、話題もこの時期に合ったもので良かったが、ただ原稿を読み上げるのではなく、実際に足を運んで取材したものを伝えた方がもっと良かったのではないか。また、車に興味のある人とない人の番組関心度の差が大きすぎるのではないか。車以外の話題にもう少し工夫がほしかった。パーソナリティの北崎さんに関しては、爽やかではっきりとしたしゃべりがとても聴きやすい。全体的には、コンパクトに上手くまとまっている。番組内の曲も古めの落ち着いた感じが番組の雰囲気を良くしている。

ラジオの特徴が十分に生かされていて大変良い番組である。パーソナリティの中田さんと近藤さんは、爽やかでゲストの特徴を上手く引き出している。話し方、聞き方がよかったのでしょう。しかし、ゲストによって番組が左右され、ゲスト選択が決定的な意味を持つように思う。残念なところは、土曜日の朝５時放送という時間帯は、早すぎる。とても良い番組なので、もう少しいい時間帯で放送した方がいいのではないか。

パーソナリティの井上さんは、明るい感じの若々しい声で元気がいいが、トーク全体にふくらみがない。また、フリートークになると言い間違えや早口になったりするので抑揚と間を考えて話したほうがいいのではないでしょうか。今後まだまだ勉強して経験を積むことで成長していくでしょう。音楽（曲）などは、朝に合った癒される感じ、コーナー「若狭路博2003」では、タイムリーな情報で大変良かった。番組全体としては、コンパクトにまとまっていて的確な情報を伝えているいい番組ある。

番組の中で、施設を作る人の声より、もっと施設に関わる地域の人やボランティアの人たちの声があればより深い番組になったのではないか。また、飴田さんのナレーションが同じようなトーンで話していて多少深刻すぎてしまったのではないか。全体的には、難しいテーマで非常に考えさせられる番組であった。

ヤングアダルト、ヤングミセスをターゲットにしている構成がよく出ている。また、社会的背景・今日的な出来事などを意識したテーマで様々なコーナーがあり、中にはラジオでは伝わり難いものもあるがメリハリのある中身の濃い番組である。残念な点は、商品紹介のコーナーで、細かい商品説明よりパーソナリティ自身が感じたこと(使用してみて)を伝えた方が新鮮味が出て、よりリスナー伝わるのではないか。
パーソナリティの東堂さんに関しては、以前より聴きやすく明るく好感を持てた。

若い世代の人が興味を持つ番組内容で、構成も非常に良い。しかし、パーソナリティの松川さんは、まだ慣れないためか番組のコーナーによって得て不得手がはっきりしている。そのため番組全体の意図・ねらいを消してしまっているようで大変残念である。また、ゲストとのやりとりでも偏った音楽の専門用語が出過ぎて、一般の人には理解し難い。一生懸命やろうとしているのは分かるが、力の入り過ぎで空回りしているようである。

カフェを思わせる番組スタイルが良い雰囲気に伝わり、背景で流れる様々な音が臨場感あって昼帯にのんびり聴ける暖かなイメージであるが、今の段階では、このような新しいスタイルの番組が良いか悪いか判断つきにくい。リスナーの聴いている状況によって評価は変わってくるように思う。また、パーソナリティの飴田さんに関しては、ゲストとの会話の中でインタビューではなく人の話に聞き耳を立てる感覚が非常に分かりやすく良かった。
全体的には、じっくり聴くには物足りないが聞き流すには楽しい番組である。

「 Extreme Days 」
番組内の一貫したリズムがとても個性的で新しいスタイルの構成となっている。若い世代の人達には、とても興味を引く番組であると思われる。
ゲストを迎えたコーナーでは、パーソナリティの高橋さんと会話が成り立たず何を伝えたいのかわからなない。事前の打合わせが不十分だったのではないか。もう少し責任を持って番組に望んでほしい。

「 Friday Cotton Club 」
コーナーゲストに対して、そのゲストのあたたかい感じ、心が和む話をパーソナリティの平松さんが聞き手にまわって上手く相手のいいところを引き出していていた。また、子育てのノウハウを学ぶのコーナーでは、専門家の人と対話形式やＱ＆Ａ形式などの構成の方が理解しやすいのでは。全体的にパーソナリティの平松さんは、良くこなしていると思うが、長時間番組の割には平凡な感じで番組の立体感にかける。