日曜日の朝にふさわしい番組である。
ゲストの美術館学芸員もお話しも上手であった。
アート関連のネタということで楽しく聴くことができた。
マニアックな話しでも違和感なく聴けた。
美術館についてきちんと紹介すべきでは。
今後も地域ネタをメインで行くのであれば、ネット局を増やす努力をして欲しい。

若い女性パーソナリティーのふわっとした前番組からロバート・ハリスさんに変わってちょっと面食らったが、企画書にあるとおり、聴くマガジンという気がした。
話しの内容も想像力を掻き立てられる、雑談とは違う大人のカッコよさが伝わった。
リスナーからの質問にも的確に応えている。
帯番組なのでこの調子で続けていくのは大変だろう、内容が陳腐化しないことを期待する。
AuDeeの番組サイトでもOA曲の紹介がされていてyoutubeへのリンクが貼られているが、アーティストやレコード会社の公式ではないリンクは止めるべきでは。

雑談を聴く楽しみがあった。
大御所と若い女性の番組だと大御所が中心になって進める番組が多いが、小島さんがゲストの扱いも含めて対等に渡り合っている。
構成はまだまだ手探りをしている状況だろうが、もっと地方の話題をコンパクトにいくつも紹介していくようにしてはどうだろうか。
取り上げた内容を掲載するなどホームページを充実してほしい。

聴いているだけで予算と手間をかけていることが判り、スポンサーの熱意を感じた。
ホラン千秋さんの声も聴き易いが、興が乗ってくると早口になるのが気になった。
ホームページのオリジナルプレイリストも、自分がエアチェックをしていた頃を思い出した。

ポップスピアニストということで、中で紹介されている曲やBGMにもピアノがフューチャーされており、アーティストの個性が引き立っている。
生演奏もありアーティストとしての才能を発揮している。
ゲストの生歌もよかった。
話の内容は悪くないのだが、進め方についてはさらに努力して欲しい。

コロナ中心でギスギスしたムードの中、バーチャルでありながらも明るい内容で制作されている。
八王子Pさんの廻しはよかったが、3人のトークの盛り上がりについていけない部分があった。
ゲストをもう少し大切にしてあげるべき。
ネットの世界の人がラジオに来たという感覚はわかるが、内容が薄くラジオにとってメリットがないのでは。

テーマに沿った曲をAIが紹介するというスタイルは面白いと感じた。
新旧入り混じっていて、知っている人も知らない人も楽しめる選曲であった。
洋邦のバランスもよく、民族性の違い、感情の表現の違いを感じることができた。
パーソナリティのトークも年齢のせいもあるかもしれないが、もう少し深い内容で話して欲しい。
サブスクリプションで自分好みの曲だけを聞くのではなく、ラジオから流れてくる曲で新たな音楽を知ることも大切である。

ビートルズの曲が次々とかかるのはあまり他になく、ファンとして楽しく聴くことができた。
ひとつの曲について聴き比べる機会があってよかった。
オールディーズの時代はリアルタイムではないので、教えてもらう感覚で聴いた。
長戸大幸さんの世界観がいい意味でも悪い意味でも強く出ている。
もともと55分の番組を30分にしているようだが、もう少しゆったりとした構成にしてもよいのでは。

深夜を過ごしてきた人が朝を迎えるという時間帯にふさわしい番組である。
選曲テーマ（プレイリスト）も面白く、勉強にもなった。
9曲のオンエアは振り切った感じであるが、選曲意図などは番組内で知らせてほしい。
関口さんのトークはもう少し内容がある話しが出来るのではないか。
他の系列も含め早朝の番組のニーズは高いので、より良い内容にして欲しい。

１時間楽しく聴くことができた。
生放送に勝るものはないと思わされる番組である。
テーマもマニアックで、面白いと感じた。
テンポが良く、ツールの使い方も含め、生放送とは思えない完成度の高い番組である。