スポーツをテーマにした番組だが、全体的にスポーツの話題が少なく、物足りなさを感じた。
特にパーソナリティーの大畑氏の個人的な話題が多く、スポーツに関する様々なニュースや、スポーツマンとしての大畑氏ならではの、スポーツに関するコメントが少ないのが残念である。
音楽が多い構成は、朝の番組として評価できる。

制作者の番組に対する意気込みが強く感じられる、聞き応えのある番組だ。
パーソナリティーの羽田美智子さんの語り口も爽やかで、好感がもてる。
選曲もよく、音楽とナレーションとのバランスも優れている。
ただ、番組後半の「リンクメーカー」のコーナーにはもう少し創り込みが必要ではないか。

パーソナリティーの宮沢さんは、低音でとても良い声質をしている。
企画書の内容どおり落ち着いた番組になっているが、インパクトに欠けるところもあり、もう少しメリハリのある構成が必要ではないか。

勝山はパーソナリティーが３人、鯖江は１人となっているが、聞き比べてみて、１人の方が聞きやすいと感じた。
地域の身近な話題を丁寧に扱っているが、臨場感のある音を入れるなど、リアリティーを感じる演出が欲しい。
制作者側の主体性がもっと感じられると良いと思う。

非常に丁寧に真面目に創られている。
制作メンバーの意気込みが感じられ、フレッシュで好感が持たれた。
初々しさを保ったまま、スタッフには成長して欲しい。
どちらの番組も情報が豊富で、人気番組になるのではないか。

なかなか聞き応えのある番組である。
旬の話題も多く、特に博物館での「鏨」展示会の話題は音声だけのラジオでうまく表現されていた。
以前に比べフリートークの部分が少なくなっている点が残念だが、DJの堀のトークはソフトで、朝の番組にふさわしい。

北崎さんは、落ち着いていて感じの良いしゃべりをしていた。
大野の桜の話題では、ソメイヨシノの話が中心であったが、山桜など他の品種についても情報が欲しかった。
またグリーン電力の話題も、もっと簡略に説明したほうが分かりやすかったのではないか。

なかなか聞き応えがあって、最後まで興味深く聞くことが出来た。
民主党の仙谷由人氏がゲストで出演していたが、一方的な立場での発言が一部放送されており、現職の議員を出演させる場合の配慮について、慎重に考えることが必要である。
ラジオでこの様な番組は貴重であり、新鮮に感じた。

4人の出演者は自然体で話しており息が合っていた。
内容的にも意義のある番組である。
ただ、4人のキャラクターが似ている上、ビジネスに対する考え方も似通っており、聞いていてそれぞれを区別しにくい点もあった。
「あばさけ」というタイトルに反して、出演者の真面目な一面が覗かれた。

朗読と音楽がミックスされていて、ラジオ番組として新鮮さを感じた。木村多江さんの朗読は聞きごたえがあり、声のトーンも落ち着いていて好感がもてる。
ただ、ストーリーの内容にリアリティーがあまり感じられず、登場人物の設定にも、もう少し工夫が望まれる。