パーソナリティの二人が、キャラクターを活かして軽快に番組を進めており、
心地よく聴くことができた。
コーナーにより様々なゲストが出演していたが、人選や内容をよく考えて
取り上げてほしい。
音楽は、番組に合わせたものが洋楽・邦楽を問わず上手く選曲されていた。
番組のコンセプトである「理想のマイホームパパ」という面はあまり感じられず、
今後の展開を期待したい。

時間帯によって様々な要素が分類されており、上手く構成された番組である。
9時台のゲストを迎えてのコーナーは、淡々とした説明のように思える部分もあり物足りなさを感じた。
「アラウンドザワールド」のコーナーは面白い企画であり、現地レポートも詳しく
説明していたが、今後は日本との違いや旅の実情についての情報も盛り込んで
ほしい。

パーソナリティーの森本さんは、リラクゼーションという番組のテーマに合った
穏やかな声で、ゆっくりとした時間の流れを感じながら心地よく聴くことができる。
内容に関しては、雑学的なエピソードが次々と紹介されていたが、浅い感じが
して物足りない気もする。
番組の中で流れるＣＭにおいて、全体の雰囲気に合わず騒々しいものがあり、
構成を変更する余地があると思われる。
音楽は、番組に合ったものが上手く選曲されていたが、曲の紹介などの説明も
してほしい。

全体的にゆったりと落ち着いた雰囲気の番組で、聴いていて心地良い。
パーソナリティの山田さんは柔らかい印象で、安心して聴くことが出来るが、
今後はキャラクター性のあるトークを期待したい。
『タウンクルージング』のコーナーは、週末向けのイベント情報をもう少し詳しく
紹介したり、街の人のインタビューなどを取り入れてほしい。
音楽に関しては、様々なジャンルのものが選曲され、
数曲ずつの連続した流れが番組のアクセント的役割を担っている。

現代文明について改めて考えるきっかけになる番組で、地球環境について
地方から発信している意義も大きい。
ミズアオイやコウノトリ、農業についての取り上げ方に押し付けがましさが無く、
リスナーに上手く訴えかけていた。
盛り上がりやクライマックスが無いため、淡々とした番組という印象も受けるが、
インタビューの言葉の端々にメッセージが感じられる構成になっている。

パーソナリティーの横田さんは、落ち着いたトークで放送時間帯にもふさわしく、
心地良く番組を聴くことができた。
ゲストを迎えてのコーナーは、興味の有無によって話の内容に偏りが見られ、
説明不足な点があり残念だった。
「ッチャうまいRadio」のコーナーは、番組全体の流れの中で違和感があり、
箸という題材について、より深みのある展開を期待したい。
番組内の選曲に関して、横田さんの曲をもう少し増やしたり、曲に対する自身の
エピソードの紹介などをしてほしい。

パーソナリティーの八代さんは、爽やかで滑らかなトークで番組を進めていて、落ち着いて聴くことができる。
しかし、国際弁護士としての経験や意見があまり感じられず、物足りない気がして残念だった。
音楽に関しては、朝にふさわしいものが洋楽・邦楽を問わずバランスよく選曲
されていて、心地良かった。

パーソナリティーの小川さんが本の魅力を上手く
伝えていて、興味深い内容の番組である。
音楽に関しては、作品と連動されたものが選曲されていて、
時代が甦り懐かしさを感じた。
予告として次に取り上げる本を紹介するのも、
リスナーが事前に読んでおくことが出来て良い。

パーソナリティのやまださんは、軽快なトークとテンポで頭の回転も速く、面白く聴くことができた。
携帯電話を用いた企画は、リアルタイムで街の様子が伝わり、深夜の生放送というライブ感が感じられたが、聴き取りにくい部分のフォローがなく残念だった。
エコに関するコーナーは、若い世代が環境について考えるきっかけになって良いと思うが、今後の取り組みに対するメッセージをアピールして欲しかった。
やまださんのトークに関して、番組の後半において下品な言葉や質問などが
あったが、若者に対する影響力を意識して番組に臨んで欲しい。

お正月らしく賑やかな番組で、ＤＪ二人のトークも楽しく聴くことが出来た。
ゲストのライブは聴いていて心地良かったが、会場の慌ただしい雰囲気には
合わない気もする。
リスナーからの投稿企画は、お正月らしさは感じられたが、番組の後半では時間稼ぎのようになっていた。
今後は、生放送という時間帯や会場の立地面を番組に反映させるような企画作りが望まれる。